救いはないのか…
映画やアニメ、漫画で重要な人物が死んでしまう作品ばかりを見てしまっている。
たとえばスパイダーマンの映画だ。
スパイダーマン作品で「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という名言がある。
どの作品でも必ずスパイダーマンと親しい誰かが死んでしまう。
これはまるで伝統芸能みたいな感じで、誰が死んでしまうのだろうとハラハラしながらスパイダーマン作品を見ている。
それを立て続けに見てしまうと苦しくなって鬱になってしまう。
この状態になってしまったら、自分は妄想にふけるのだ。
IFのストーリーを妄想し、脳内に保管することで鬱を解消する。
それが自己流の死んでしまったキャラの救済方法だ。
これは恋愛アニメでも負けヒロインの救済にも応用が効いて役に立っている。
恋愛アニメで思い出したが、アマガミというアニメを知っているだろうか?
これは恋愛ゲームをアニメ化した作品で、普通の恋愛アニメは1クールで1人のヒロインと結ばれるが、このアニメは数話毎に話が完結して、攻略キャラ全員のエンディングを楽しめる作品だ。
これなら推しキャラが主人公と結ばれて安心できる救済処置が施された最高のアニメだと思っている。
でも死んだキャラの救済とか考えてきたけど、受け入れられず立ち止まるより、受け止めて前に進むことも大事なのだと思うことがある。
それは特にスパイダーマン作品を見ると伝わってくる。
誰かが死ぬことで成長することは個人的に好きではないが、これを身近なことに置き換えるとある意味鬱からの脱却する勇気がもらえる気がする。
辛いことから乗り越えることで人は成長する。
そう考えたら、作品に自分が救われているのかもしれないと思った。
作品は自分を救い、その作品で死んだキャラは自分が妄想で救う。
なんてWinWinな関係なんだ。(白目)