失敗した、失敗した、失敗した・・・
今日も昨日の悔しさをバネにオートミール蒸しパンを作った。
もう結論から言うと、失敗した。
完成したオートミール蒸しパンがこれだ↓
所々に見える黒い物体はひじきではないので安心してほしい。
多分バナナを混ぜたので、熱で変色したのだと思う。
しかし今までもバナナを混ぜてきたのだが、変色はしなかったので不安だった。
未だに原因不明である。
それで失敗へ至った経緯を話そうと思う。
昨日の時点で天ぷら粉を使用してオートミール蒸しパンを作ることは諦めていたので、今日こそはベーキングパウダーを買って挑戦するぞと、近くのドラッグストアへ向かった。
本当はスーパーに行けばいいのだが、最近のドラッグストアは薬以外にも、食品や雑貨など多数ラインナップされているので、ドラッグストアに行くだけで事足りるのだ。
だがベーキングパウダーはなかった。
しかし絶望で目の前が真っ暗になっていたその時、救世主が現れた。
それが「重曹」である。
ふと頭にベーキングパウダーの代用として、重曹が使えるというネットの記事を思い出したのだ。
スーパーに行くのが面倒だったので、仕方なく重曹を買った。
それでいざオートミール蒸しパンを作るぞと思ったが、どのくらい重曹を入れればいいのか疑問に思った。
まあ沢山入れても問題なく膨らむでしょと思い、10gを投入した。
これが大きな間違いだった。
そして出来上がったオートミール蒸しパンは少し焦げている様な印象だった。
まあ少し焦げている程度なら大丈夫でしょみたいなノリで気にせず食べた。
まず口の中に広がったのは焦げ付いた炭を食べたような苦い味だった。
しかし食感はふあふあだったので頭が混乱した。
続いて舌が軽く痺れてきた。
危険を察知した自分は慌てて、蒸しパンに擬態していたダークマターを吐き出した。
ここで重曹の栄養成分を確認した。
食塩というワードが目に入った。
調べたら重曹とは、食塩を電気分解して、そこに二酸化炭素を入れて作られているそうだ。
だから舌が痺れるような感覚があったのかを納得した。
恥ずかしい。
自分の知識不足が失敗に繋がってしまった。
悔しい。
もうそれしか言えない。
しかしひそかにリベンジに闘志を燃やすのだった。