色褪せた人生
仕事をしても心が満たされることはなかった。
ただ社会の歯車に成り下がるだけだった。
頭の悪い自分はやりたい事が見つからず、会社の捨て駒として働くしかない。
休みも家にいるか、日用品などを買いに出かけるぐらいしかない。
ゲームも最近はやらなくなった。
何のゲームをしても作業にしか思えなくなってしまい、楽しくないと感じてしまう
でもやってみたいな~という感情はある。
今はお金がないのでやたらゲームを買わなくなったが、いつ欲望が爆発するかわからなくて不安になる。
楽しみがない。
強いて言えば、寝るだが楽しみだ。
何も考えなくていい。
ただ目を閉じ、ベッドに横になるだけ。
シンプルでとても簡単だ。
特に食後の睡眠ほど気持ちがいいものはない。
なんか言っていてなんか悲しくなる。
仕事を優先すればするほど、自分の感情を犠牲にしている気がする。
自分は人と関わることが苦手なので、人と会話するだけでストレスを感じる。
仕事で親しくなっても、所詮は仕事仲間。
同じ会社で雇われた者同士の赤の他人だ。
冷たく感じるかもしれないが、自分は仕事仲間からお荷物扱いしかされてこなかったので、こういう考え方しか思えなくなってしまった。
自分がいる意味あるのかなと思い始め、自分の存在価値を求めるようになった。
結局どの会社に入っても、自分の存在価値は満たされることはなかった。
今もそうだ。
最初にも言ったが、ただいいように使われるだけの捨て駒。
何の為に生きているのかわからなくなる。
自殺するほどの気持ちもなく、日々虚無な生活。
ただ生きて歳を取り、誰にも看取られず死ぬ。
そんな未来になる予感がしている。
贅沢な悩みなのは理解しているが、苦しいものは苦しい。
そして何事も理解してくれないのが一番苦しい。
色褪せた人生になりそうだ。