ニートだった男のブログ(仮)

誰かやる気スイッチ見つけて

なんとなく始めてみたニート日記その9

ずっと家に引きこもって何もしてないせいか、鏡をみると顔が丸くなってきていた。

運動もせず、食っては寝るの繰り返し。

変えたいと思うがやる気が出てこない…

仕事もしなきゃいけないとわかっているのに家から出るのが辛い…

周りから見たらそんなの甘えだと思われるのは自分がよくわかっている。

なんだか人からの目線が痛い。

苦しくて、苦しくて辛い…

だから酒を飲みうやむやにして明日の自分へ投げるという悪循環、嫌になる…

 

仕事を辞めた理由は人間関係だった。

自分は好き嫌いで態度を変えるのが嫌いだ、それが何もしていないのに自分を嫌っている人でも平等に接して、嫌いな人を作らず、好かれる存在であろうとした。

それが偽善だとおもわれても構わない、それが理想の自分。

だから自分が醜く、他人から見たら気分を害する存在だとしても、直せる所は直して胸を張って生きて行こうと決心していた。

でも、その決心も少しずつ脆くなり心が折れてしまった。

 

自分は人見知りで人と会話するのが苦手だ。

学生だった頃もそのせいで馴染めず、空気みたいに暮していたがブスだったのでキモがられ肩身が狭い存在だった。

社会に出てからは自分を変えようと偽りの自分を作り、仕事を始めた。

最初は辛かったが、次第に偽りの自分が心地よくなり、自分も存在価値があるのだと自信がついていった。

しかしその自信で自惚れてしまい、図に乗ってしまった。

その時に恋をしてしまった。

学生時代は自分に自信がなくていつも片思いで遠くから見ていただけなのに、今の自分ならいけると思ってしまったのか告白したが、案の定振られてしまった。

しかし諦めきれず、強引に接してしまうことが増え、それ以来避けられるようになった。当たり前の事だけど当時の自分は理解出来なかった。今思えば愚かな行為だなと反省している。

大人げないが失恋のショックで次第に自分を抑制していたブレーキが壊れてワガママになり、感情が抑えきれず怒鳴ってしまうことが増えていった。

そのせいでトラブルが増え、人間関係が難しくなり相談する相手は誰もいなかった。

それで仕事を変えて次こそは失敗を活かしてやり直そう思ったが直ることはなかった。

 

以前勤めていた会社では上司はすごく忙しく大変そうだった。

だから自分は上司の力になろうと尽力した。

しかし自分では上司の為になるだろうと行動しても、逆に上司を怒らせてしまうことがあり、

そんなことが続いて不信感を募らせてしまったのだ。

それだけが原因という訳ではないが、信用されず聞く耳も持ってくれなくなった。

段々と距離を置かれるようになり、自分もそれに苛立ちを感じて反発することが増えた。

そして苛立ちを隠せず、上司に悪い態度をとってしまい、同僚にも変な目で見られ、嫌われて孤立していった。

自分な同僚からも嫌われているとは知らず、上司からその事を言い合いの最中に告げられ、ショックを隠せなかった。

上司だけに悪い態度をとっていたのが周りにも悪く見られていたのが理解出来なかった。

その事がショックで心が折れてしまい、前から退職届を出していて、辞める日まで出勤することが出来なくなり、それよりも早く会社を辞めてしまった。

しかしその事でやっと人間関係が原因で仕事を辞めていることが理解出来るようになった。

 

そして自分はこう思った。

なんで人は相手の心が読めないのだろう?

そうすれば相手に自分の心がわかってもらえるし、自分も裏表のない相手を知ることが出来て、悩まなくてもいい。

 

自分でも変なことを言っているのはわかる。

そして、それが出来ないからこそ人はこれまでうまく生きてこれたのだと思う。

嘘も方便ということわざがあるように、嘘をつくことは悪い事だけど、円滑に進めるにはそれが良いことでもあると。

 

これからは自分の考えを変えようと思う、少しずつでも。