ニートだった男のブログ(仮)

誰かやる気スイッチ見つけて

過去を振り返る

嫌な事を目の前にすると、いつも考えにふけてしまう。なんでこんな事になってしまったのか、突き詰めると人生をやり直したいと思ってしまう。

夏休みの宿題を最終日に片付けるみたいに、自分を追い詰めないと動けない。やる気を出しても意志が弱く、揺らいでしまう。何かに理由を付けないと行動出来ないのだ。

これを指示待ち人間と言うのだろう。

自分の意思が弱く、他人の意思に流されやすい。過去を振り返れば思い当たる節がある。

小学生の頃から個性を嫌っていた。周りと合わせ、同じ空間にいたいと思っていたからだ。成長するにつれて、人間関係を意識し始める。自分は小学生の時がそれを決定づける頃だった。

小学生の低学年、自分はいつの間にか周りから孤立していた。この頃から友達とは何処までが友達と言える範囲なのか気にしていた。仲間外れになる原因は大体はいじめだ。誰かが差別をすれば、理由もなく嫌われる。次のいじめの標的にならないように、周りに合わせていじめるようになるのだ。自分もその中の一人だった。既に嫌われていたが、それ以上嫌われないようにするので必死だったからだ。今思えば愚かな考えだった。それから性格がひねくれたのかもしれない。幼少期のトラウマが未だもって引きずっていて成長出来ない。悔しいと感じるが立ち上がろうとすればするほど、自分に自信がなくなり塞ぎ込んでしまう。

考えれば考えるほど、人生をやり直して間違えを正していきたいと思ってしまう。そうすれば今の惨めな自分がいないのではないかと。やり直しが効かない一度きりの人生。現実は非情である。世界には自分よりも辛い人生を送る人がいる。その事を思えば自分は救いがあるのかもしれない。

過去は変えられないけど未来を決めるのは自分の力量次第。今がどん底なら後は這い上がるだけ。そうやって自分を鼓舞する。

立ち止まる事は悪い事じゃない、過去を振り返る事でわかることがあるかもしれない。今日は過去の懺悔を書く事で少しは心の整理が出来たと思う。