ニートだった男のブログ(仮)

誰かやる気スイッチ見つけて

見ぬが花

最近ゲームを楽しめなくなった。

子供の頃はゲームソフト1本買うと擦り切れるまで遊んだ。

純粋な気持ちで楽しんでいたからだと思う。

 

今は昔遊んでいたゲームの続編が発売されて買うのだが放置してしまう。

ニートになって放置していたゲームをやろうと思ったが、

未だに放置したまま眠っている。

 

やらない理由は優先度が低いからである。

子供の頃と違い、今はスマホで基本プレイ無料のゲームがあるからだ。

期間限定のイベントでもらえる報酬を目当てに時間を消費する。

最近は買い切りのゲームでもシーズンパスなどゲーム内課金が増えた。

そういうゲームを優先的にプレイすると結局やらなくなってしまう。

 

ゲーム会社も儲ける為には仕方のないことだと思うのだが、

なんだかゲームで人を洗脳しているように感じてしまう。

どの業界もそうだと思うのだが、人の欲望を刺激して購買意欲を掻き立ててくる。

刺激が満ち溢れていて思考がおかしくなる。

 

ゲーム業界もユーザーを獲得する為に必死なのが伝わってくる。

勝手な想像だが、営業職のノルマみたいなのがあるのだろうか?

 

似たようなことだが工場勤務だった自分も同じようなことがあった。

働いていた時も仕事の改善案やヒヤリハットなど毎月提出しなければいけなかった。

肉体労働で疲れているのに仕事の粗探しもしないといけない。

あと期間内までに別仕事を覚えなきゃいけないとかで、

どんどん持ち場以外の仕事を覚えさせられ、工場全体の雑用係にされていた。

他の人もそうだったので受け入れていたが、自分は耐えられなかった。

会社としては個人を評価する為にノルマを与えていると思うが、

自分は肉体労働だけで精一杯だった。

どの会社もそんな感じなのだろうか?

 

社会人っていつも何かに追われる生き物なんだと実感した。

それと競争したり、ノルマがないと人間は成長しないのかもと思った。

向上心を高めることで生きている実感を得られる、素晴らしいね。(皮肉)

 

自分も最初は仕事を辛いことだとは思っていなかった。

甘い世界ではなく、弱肉強食の世界。

 

「見ぬが花」という言葉があり意味は、

どんなことであろうと、心の中であれこれ想像し、

期待しているうちが楽しいということ。

 

ゲームも仕事もやる前は期待で胸が膨らむ。

実際はゲームは課金地獄、仕事は過労地獄。

闇の部分しか見なくなってしまった。

 

だから俺は成長しないのかもな。