ニートになって、より孤独が増す

ニート生活をしていて、生活が孤独に感じてきた。

自分はコミュ障で喋ることが苦手なのだが、たまには誰かと喋りたくなる。

学生の頃は早く仕事をして、学校生活から逃げ出したかった。

学校生活はクラスメイトとの行事での班決めや、仲のいい人とペアを組むなど、友達のいない自分はそういうことが苦痛だった。

でも本当は仲良くしたかった。

学校生活を楽しく過ごしたかった。

今更こんなことを言ってもどうにもならない。

大人になって寂しく感じる。

大人になると許容範囲が広がる。

学生の時と比べると、羞恥心が少し薄れたような気がする。

これが大人になるということなのかわからないが、それと引き換えに何か大切なことがなくなっているようにも感じる。

子供の時のプライドと、大人になってからのプライドが違うのかもしれない。

子供の頃は早く大人になりたくて仕方がなかった。

今は子供の頃に戻りたいと思っている。

それは大人に成長するにつれて、自分が背負う責任が増えていくからだ。

そしてその重みに耐えきれず、挫折して堕落する。

そんな堕落した自分の周りには誰もいなくなってしまった。

自業自得と罵られたら終わりだ。

今更友達を作ろうとしても、こんなおっさん誰も見向きしないのは目に見えている。

共通の趣味で探そうとしても、自分は話を広げられるほどの趣味は持ち合わせていない。

前に数少ない友達と話すことがなさ過ぎて、沈黙が続いてしまうことがあった。

友達ですら会話の内容が見つからないのに、見ず知らずの相手と話すことなんてあるのだろうかと思ってしまう。

ニートは世間的に肩身が狭い立場だと思っている。

そんなニートである自分が今友達を見つけようなんておこがましいと思うが、ニートは思っている以上に孤独なのだ。

孤独だから誰とも話せず、ストレスが溜まっていく。

働いても仕事でストレスが溜まる。

これがストレス社会なのだろうか。

孤独が好きだった自分が孤独を嫌うなんて、なんだか情けなく感じてきた。